--’--.--・--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- - TOP
Categorieスポンサー広告

2010’04.05・Mon

永眠。

まさに3日の夜に行われた家族会議(⇒日記参照)で リルのこれからについて話し合い、
翌朝一番で病院に連れて行って先生に病状を確認して貰うことになったんだけど。

どうしてあげたら良いのか分からなくてジタバタする人間よりも先に、
リルが、自分で、その答えを出してくれました。
22年4月4日の午前3時40分、我が家で息を引き取りました。
11歳と9ヶ月。 
早すぎる…っ!!


妹は3月31日に一度栃木に帰ってきたんだけど、
実は4月2日朝から3日の23時まで、また出かけて不在にしてました。
家族会議は彼女の帰宅直後の23時半に行われたんだよね。
私は正直、リルが頑張っている時に側にいない妹のことを不満に思って、
会議の後ちょっとケンカしちゃったんです。
でもリルは、妹が揃うまで待っててくれたんだなぁ…。

この夜は、私がリルに付き添う日でした。
平日の夜は母が付きっ切りで見てくれてたから。
3日は一日ずっと具合が悪かったから、私も寝ないで看病するつもりでした。
看病と言っても、ゴゴゴゴ…とまるでいびきのような呼吸しか出来ないリルを
見守るしか出来なんだけどね。 
背中をなでながら、「良い子だね」「頑張ってるね」「でもツライよね」「大好き」
と繰り返し伝えるくらいしか、本当に出来なかった。

もう足に全然力が入らなくて、何度か寝場所を変えようとするんだけど
足が床の上を滑ってしまうので、その度に後ろ足を支えて立たせました。
そうすると、フラフラーっと2・3歩歩いて、ペタンと横になる。
これを何度か繰り返した時、一度、ゴゴゴゴ…という呼吸が乱れて
何とも言えない音がノドから漏れたんですね。
表情もすごく苦しそうで、私は慌ててリルの背中と胸元をさすりました。
様子が変かな?という感じがしたので眠ってる母を起こそうかと思ったけど、
幸いすぐに落ち着いたのでこの場はそのままに。

でも15分後、また同じように苦しい仕草とノドが締まるような音がしたと思ったら、
リルがふらつく足で立ち上がって、玄関の方に歩いていくのです。
私はまた慌てて追いかけて、「リル、大丈夫!?」とさすったんだけど、
今度は明らかに様子がおかしい。
「お母さん、起きて、早くっ!」 大きな声で家族を呼んだんだけど、
リルはパタンと倒れて、そのまま動かなくなってしまいました。
家族はものすごい早さで全員降りてきたけど、
リルが意識を手放すのとどっちが早かったのか、私は分からない。
心臓マッサージってどうやるのか知らないまま、ずっと体をさすってました。
ずっとリルの名前を呼んでました。
でも、最後に両足を動かしただけで、もうそれっきりでした。

リルは辛かったのか、目を見開いたままだったので、
しばらくの間、瞼を父が手で覆って閉じさせてあげてました。
私は放心してるばかりでそんなことにも気づかなかった。
悲しい。
寂しい。
もっと一緒に居たい。
どんなにそう願っても、もう叶わなくなってしまいました。
その場で家族で泣いて、泣いて、泣いて。
あとはリルに、ずっとお礼を言ってたっけな。
リルは私たちに全然迷惑をかけなかったばかりか、
安楽死を迷う人間の気持ちにも答えをくれました。
リルは、家族が揃ったこの家で死ぬことを選んだような気がしてなりません。
病院には、行きたくなかったんだろうな・・・。
辛かっただろうに、ずっと頑張ってて、本当に偉い子でした。


リルの体を綺麗に拭いてあげて、
その後はずっとリルの話をしていました。
どれだけ話しても、話しても、全然足りないくらい話題がたくさんある。
泣きながら、笑いながら、でもやっぱり泣きながら、
家族で話をしていました。
私たち家族は仲が良い方だけど、その絆を取り持ってくれてたのは
間違いなくリルだったんだなぁと改めて分かるくらい、
彼中心の生活だったんだな。

病院の診察時間前に先生に挨拶に行ったらとても悲しんでくれて、
お寺と霊園を紹介してくれました。
霊園を選んで連絡をしたら、とても純朴なご夫婦が営んでらっしゃってて、
こういうところなら安心だなって思ってお預けすることに。
亡くなってから14時間後、リルは火葬されて灰になってしまいました。
リンパガンに冒された内臓はともかく、骨は丈夫だったみたいで、
きちんと形が残っててね、これがまた切ない…。
ご主人が、「爪がきちんと残ってます。こんなに綺麗なのは珍しい」
「ホラ、歯もほとんど残ってますよ」と仰ってくださったので、
私と妹はカプセルに歯と爪を少しだけ貰って納めることに。
骨を貰っちゃうと天国で「あれ、足の骨が足りないから立てない!」って
なっちゃうと困るけど(笑)、爪なら良いかなって。
なので、私の首にはそのカプセルが下がっています。


今はまだ放心状態で、これ打ちながらも涙が止まらないんだけど、
多分これからも日常生活の中で「リルがいない」ことを
もっと実感していくことになるんだろうな…。
家族が揃っている時で、本当に良かった。
もうね、リルには感謝感謝です。
たくさんのありがとうと、たくさんの大好き。
それから、頑張って偉かったねっていう賞賛。
全部あげる。
あげるけど、やっぱり、悲しいです。
でも、リルはこれでやっと、安らかに眠れるのかな?
最近ずっと呼吸が苦しくてよく眠ってないみたいだから、
たくさん寝て、天国でお友達をたくさん作ってくれるといいな。
今願うのはそれだけです。
リルがこれからも、幸せでありますように。


ありがとう。 おやすみなさい・・・。

トラックバック(0) コメント(7) TOP
Categorie日記

Next |  Back

comments

>非公開コメントをくださった方へ

お久しぶりです!! コメント、ありがとうございました。
リルのためにお言葉をくださり、本当に嬉しかったですw
大分落ち着いてはきましたが、まだまだ生活に違和感があるんですよ。
帰宅直後にいつも寄って来てくれた存在を、瞬間的に目で探してしまいます。
これに慣れないといけないんですけどね・・・それは、時間に任せます。

> 思い残すことができるだけ少ないようにできるかぎりのことをしてあげたいと思いつつ日々を過ごしています。

そうですよね。 一緒に居る頃も後悔の内容にすごしたいと思っていましたが、
いざそうなると、もっと何か出来たんじゃないかと考えてしまいます。
あれが私の精一杯ではなかった、という後悔がずっとあるんですよね…。
次にまた家族が増える時は、もっといろいろ考えてあげたいな。

> 日記を読ませていただいただけでも、ご家族に大事に大事にされてた様子がわかります。

そう言って頂けると、ホント嬉しいです…!!

> 誰かの思い出話の中にでも出てきたら 幸せだなぁ と人生の最後に思うんじゃないかなあ?と思ってます。

そうですね。 そんな風になれたらきっと幸せだと思います。
私もそうなれるといいなw ありがとうございました。

りる:2010/04/19(月) 23:49 | URL | [編集]

>べにすずめさん

コメントありがとうございました。

> リルくん、本当に家族だったのですね。りるさんのおうちの方々にとって。

そーなんです。 家族でした、本当に。
ペットは家族だ、とよく言われますが、
私たちはそもそもリルをペットと思ったこともなくて、
最初から最期まで、ただ「家族」でした。
なので、日々を送るごとにその喪失の大きさを再認識しているところです。

リルのために祈ってくださって、ありがとうございました。
嬉しかったです。

りる:2010/04/12(月) 01:07 | URL | [編集]

>bonoさん

コメントありがとうございました。
ふと目覚めてこの記事を見てしまったときの驚きを想像して、
大変申し訳なくなりました・・・暗い話でごめんなさいっ。
でも、読んで頂けて有難かったです。

> 言葉はいつも心に足りないものだけど、
> このりるさんの文章からは、十分に思いが伝わってきます。

言葉はいつも心に足りない。
この言葉の意味を、あのときほど考えたことはありません。
人間にしてみれば、きっとこの一文は名言です。
私は、リルを想う気持ちのほんの僅かしか、言葉で伝えることが出来ないもの。

けれど、動物と人間の間は、どうなんだろう?
リルは、私に「言葉」を伝えたかったんじゃないのかな。
っていうか、私がリルから、
足りなくても良いから「想い」を「言葉」として捉えたかった。
そんな風に考えてしまいました。
全く気持ちが伝わってなかったとは思わないんですけど、
最期に至るまでにもっとやってあげられたんじゃないかと考えてしまうんです。
でもきっとその後悔は、相手が人間でも変わらないし…。
難しいですね。

> 「Stand by me」

そんな葛藤の中、素敵な言葉をありがとうございます。
言葉がなくとも、ただ側にいてくれることの尊さ。
大切にしたいです。

りる:2010/04/12(月) 01:03 | URL | [編集]

>すみれさん

コメントありがとうございました。
お返事が遅くなってすみません。。。

> リルくん(男の子だっけ?)がんばって生きたんですね。

頑張ってましたー。 最期まで私たちを気遣ってくれたみたいです。
誇らしいくらい、頑張ってくれましたw

> 今でも悔やんでいますから。(もう10年経つのに・・・)

私は看取れて良かったんだと思います。
ただ、やっぱりいろいろ悔やむところもあって…。
すみれさんのように、10年経っても、きっと正解は分からないような気がします。
でもたとえ後悔であっても、10年経っても忘れないでいることは、きっと大切ですよね!

> こんなコメントでごめんなさい。

そんなことないです!! ありがとうございました。

りる:2010/04/12(月) 00:53 | URL | [編集]

大変遅くなりました。
リルくん、本当に家族だったのですね。りるさんのおうちの方々にとって。
大切な存在を亡くしたからしばらくはおつらいでしょうが、泣けるうちにいっぱい泣いてくださいませ。
リルくんの冥福をお祈り致します。

べにすずめ:2010/04/07(水) 15:29 | URL | [編集]

実は、この訃報は
今朝夜明け前にふと目が覚めて拝見しました。
最初は絶句してしまいましたが、
時を追うごとに浮かんでくる思いがありましたので、
何を言える立場では何のですが、
ブログに書かれているということは、
訴えるものがあるとも考えて思ったことを書かせてもらいます。

言葉はいつも心に足りないものだけど、
このりるさんの文章からは、十分に思いが伝わってきます。
こういうときに「届きますように」って思うんですね。
りるくん。りるさん。ご家族のみなさん。
みんなでこれからもずっとそばにいてあげてください。
「Stand by me」

bono:2010/04/05(月) 18:23 | URL | [編集]

リルくん(男の子だっけ?)がんばって生きたんですね。
今は悲しいだろうけど、最期を看取れたことは良かったんじゃないかな?と思います。
私は大好きだったペットのウサギの最期を看取れず、しかも皆外出して一匹さみしく死なせてしまったのを今でも悔やんでいますから。(もう10年経つのに・・・)
こんなコメントでごめんなさい。

すみれ:2010/04/05(月) 16:21 | URL | [編集]

Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可

trackback

この記事のトラックバックURL


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。